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2009/06/01

忍足一族2

2つ前の記事の続きです。
忍足(侑)は聞きわけも良くて大人受けがいい子供だったと推測されますが、要領もよくて世渡り上手な半面猜疑心が強く限られた対象にしか心を開かないので、壁を作らず誰の懐にもスピーディに潜り込んでいける謙也に対して微かな劣等感を抱いています。ただ、それは幼少時の話で今はそんなことないと思います。忍足(侑)は優等生タイプで謙也はリーダー的存在タイプ。ただ、どちらの忍足も二番手タイプというアビリティがついています。忍足で一番萌えるのがここ。ちなみに忍足(侑)なんてこれに「器用貧乏」が追加されますからね。
関係ないけど忍足(侑)のことを侑士って言うのが何か癪です。あと「侑士」呼びは岳人の特権だと思っています。そういえばOVAでがっくんが一年次から三年に上がる間に名前呼びの対象が「亮」から「侑士」に推移したことがとても滾りました。ここから推察するに、岳人にとって「下の名前で呼ぶ」と言う行為は、本人の自覚あるなしに関わらず、こいつ、俺の親友なんだぜ!!といった類の、特別な意味を持つのかなあと妄想しました。宍戸のことは親友だと思わなくなったということではなくて、より深いところで苦楽を分かち合う相手が出来たということです。宍戸にとってのちょた然り。長年の悪友って意味ではこの二人の繋がりは今も変わらないと思いますけどね!
もっともこんなささやかな妄想無残に蹴散らして、次回何事もなかったかのように他のメンバーも名前呼びしてたりしそうだけどがっくんは!そんなきまぐれなとこも好き!

また話が逸れた。忍足の話に戻します。容姿にも才能にもそこそこ恵まれつつ成長していった忍足従兄弟ですが、悲しいかな、彼らの道行きは順風満帆というわけにはいかず、忍足一族の血をひく者同士の宿命ともいうべき性が二人を翻弄するのです。
それはズバリ「貧乏クジ引き当て体質」。ただ二人の性格の違いから結果にも差異が生じており、それが忍足(侑)の心のひきこもりに拍車をかける一因にもなっていると思います。
謙也は基本底抜けにアh…お人好しなので、全国準決勝、かけがえのない引退試合という晴れ舞台を千歳に譲ってしまう訳ですが、そういう謙也のアホなとこを回りも理解してくれてるから、 結果愛されキャラ枠だと思うんですよね。あ、アホ言ってもった。
余談ですが前回記した謙也in失恋レストランのくだり、相手が財前だと
財前「先輩…ホンマ馬鹿っすわ」
謙也「っさいアホ!馬鹿言いなや!!!!(ふて腐れ)」
となります。アホじゃなくて敢えて関西人に向かって馬鹿と言い放つ所がポイント。実は素直になれない財前なのであった…。ここでナチュラルに謙也←財前フラグです。若いっていいよね~。

また話が逸れた。
一方忍足(侑)の方は、相当こまっしゃくれた子供だったのではないかと思うのですが、要領はいいのに不可抗力的な要因で割を食ってしまうことが多く、更にそれがあまり表沙汰にはならず周囲にも気づかれにくい…ってパターンだともえる。
二人ともカラーレンジャー(レベルE)で言うとレッドです。何故か一人だけプリントもらってない…みたいな。更に「あれ~?俺それもらってないで?」って言えるのが謙也で、妙な意地張っちゃって言い出せないのが忍足(侑)。
こうした幼年期の経験は忍足侑士少年の人格形成に暗い影を落とし、少年はますます心を閉ざしてゆくのであった…
そして転勤族の忍足は、今回も事なかれ主義に徹しようという諦観と、今度こそ自分が変われるかもしれないという微かな期待を胸に氷帝学園の土を踏むわけですが、結果は今まで一番の惨敗。跡部を筆頭とする個性の塊のような面々に彼の自尊心はズタボロ。こうして忍足少年はますます心を閉ざしてゆくのであった…

…と言う妄想を初期の頃はしていましたが、風雲少年見る限りそうでもねーな。跡部に一戦吹っかけてたし、あいつ割と好戦的やった。極めつけにOVAの方観たら全然違った。あの錚々たる面々相手とタイマン張ってたわ。寧ろ跡部といい勝負しちゃってたわ。そんで何か前向きになってたわ。それまで縦社会に従順で事なかれ主義だった忍足が、突然現れた跡部の型破りな破天荒ぶりに興味を持ち、あの流れに至ったということでしょうか。 うん、悪くない。

ところで、前回の記事、医者となった忍足ふたりの所属科ですが、謙也=整形外科についてご同意頂けて嬉しいです。回復が目に見えてわかり易く、やり甲斐を感じていそうですよね。リハビリテーション科とかでも合うと思います。ただ、彼の辞書には「焦らず、ゆっくり」というスタンスが無いので、気持ちが逸りすぎて患者より前のめりになっちゃって、上司にたびたび厳重注意食らってそうです。
「もうそんなとこまでできるようになったんか!!」「じゃあ次これいってみよ!!スピード上げてこ!!!」みたいな感じで。
忍足侑士=心を閉ざせる=精神科もしくは耳鼻科や皮膚科、眼科というのにもハッとしてグッと来ました。内科=比呂士のフィールドという固定観念があったので、心を閉ざせる=神経内科というのは目から鱗でした。ところで診療中に心を閉ざす医者!!!おいいい忍足!!!!こっちの忍足は訴訟リスクが低く緊急性の低い科に所属しているというのがまた計算高くて忍足っぽいです。(あくまでも二次元の話です)
また、周囲にはそのように吹聴しつつ本当の理由は血を見るのが苦手だからというヘタレだったりしてもアリだと思います。
特に眼科!!例えば自分が視力低下でコンタクト作りに行ったとき、担当医が丸眼鏡しかも伊達だったら確実にイラッと来ます。

無駄に吐息系のイイ声で
「それじゃ次、右上見て」「次左下」「ン〜綺麗な目ぇやねぇ〜」
「じゃ、これ見える?」
「め」・「が」・「ね」・「め」・「が」・「ね」・「い」・「ぬ」・「い」・「い」・「ぬ」・「い」
「そうそう、よぉくできましたァ〜」
…眼鏡’sネタです。発音はもちろん「め→が↑ね→」「い→ぬ↑い→」。更に相手が知り合いだったりするとセクハラまがいの際どい言葉を言わせたりしそうで心配です。こういうときターゲットになる人物=宍戸、日吉。宍戸の視力がこれ以上落ちないことを祈るばかりです。日吉の場合後で100倍にして返されます。

極めつけは
「視力?俺??2.0やで★」

ここで確実に眼鏡を割ると思う。

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Tags: OVA, ちょた, 医者, 四天宝寺, 妄想, 忍足, 日吉, 比呂士, 氷帝, , 謙也, 跡部

2009/05/29

口調バトン・柳

いきなりバトンに答えます。
実はかな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜り前に回してもらっていたものの、書きかけで放置し続けていた記事でした。今更唐突に回答する方がびっくりすると思う。モ様本当にごめん。ということで下書き状態で放置している記事を消化していきたいと思います。

で、改めて↓の内容見直してみたら最低だった。柳に謝れ。あと、人によっては際どい内容かもしれないので、食事中の方や苦手な方はお気をつけ下さい。

<口調バトン、指定・柳>
もう去年の話になるが、お好み焼きを食べている最中に奥歯が欠けた。しばらく放置していたが時間の経過と共に痛みが強くなって来た為、止む無く職場近くの歯科へ行った。駅に直結し一般企業をテナントとする高層ビルの三階に位置するという立地の為非常に混雑していたのだが、受付の態度が非常に不遜だ。尤も通院するうちに愛想がないだけで悪気はないと言うことが解ってきたのだが。
予約を行っていなかった為数十分待ってから診察してもらった所、自覚症状のある箇所以外にも多くの齲歯が散見された。担当医の「はい、上左からC1、C2、C3,飛んで5、上…」といったまるで点呼でも取るかのような軽快でリズミカルな診断が耳に残る。これほどまでに歯が蝕まれている(言葉遊びの類ではない)とは、正直想定外だった。ま、まだ読み上げるのか。いったい何本になると言うんだ。
ひとまず応急処置として詰め物を入れてもらったが、その日のうちに取れた為翌日再度診察を受けに行き接着力の強い物に差し替えてもらった。数日後、該当部分の治療はつつがなく終了したかに見えたのだが、同日夜中に先日治療した部位と全く無関係の部位が同時に痛み始め、就寝することすら困難な状況にまで陥ってしまった。布団の中でのた打ち回っていたあの夜のことは今でも鮮明に思い起こされる。なぜ俺はこのような苦行を今ここで…?
痛みがやまないので翌日痛み止めを処方してもらい帰路についた。離れた場所であっても根元で神経が繋がっている為、別の箇所も痛み出したのだろうということだった。応急処置にひとまず胸を撫で下ろしたのも束の間、帰宅中治療を行った部分に違和感を感じた為不審に思っていると、応急処置をした部位から何やらゲル状の物がはみ出ており、口腔内から魚の腐敗したような生臭い味が消えなかったので帰宅して口をゆすいだところ、洗面台が真っ赤に染まった。あの光景はちょっとしたホラー映画の様だったな。多少誇張はしているが。
仕方がないので後日病院を再訪し、神経ごと取り除くことになった。その際、口腔内を覗き込んだまま眉を顰め、
「…深いな」としみじみ呟いた担当医の言葉が耳から離れない。正直患者に一抹の不安が過ぎるような単語を気ままに漏らすのは頂けないと思うが。
この担当医(因みに女医である)、事有る毎に「あっ」「ごめんなさい」「すいません!」と言った類の単語を発しながら治療を行うのだが、何に対して謝罪しているのだろうか。ここでも無用な不安を抱かずには居られない。
また、この女医、非常にグラマーなのだが、治療中屈んで奥を覗き込んだときしばしば顔に胸が当たる。このようなオプションサービスを設けている病院はあまり例がないだろう。稀に鼻が塞がれて苦しい。

無事一番進行していた部分の治療を終え、その後も継続的に通院し先日ついにすべての治療が終了した。長い道程であった。ちなみに完全に治療を終えるまでにもかなりの紆余曲折があったのだが、何分昔のことなので記憶が定かでない。

</口調バトン・柳>

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Tags: 282, 妄想, 手塚, 日吉, , 真田,

2009/04/19

ねむい

最近いくら何でも寝過ぎです。オンリー前の睡眠負債が余程だったのか、日中も眠い上に一日の半分は寝てるっていったいどういう…

先週(もう先週!!)のキノコ狩りの戦利品を読み返したりしていて改めて思うことは、あったりまえなんですが、表紙が日吉ばかりだと言うことです。観る度にびっくりします。へたりきっていてあまり回れなかったというのに何という壮観!きのこの山に埋もれて臨終したい。

そうそう、イベントではとても素敵な差し入れもいただいてしまいました。何が素敵かっていうと、とてもキノコでした。自宅の兵糧も尽きかけていることもあって既に半分以下になってしまいましたが、屹立し黒ずんだキノコの傘の部分をかじるときはちょっと興奮しますね。頂いたときにあわあわしていてきちんとお礼が言えなかったのがとても心残りです。ここをご覧になっていらっしゃるか分かりませんが、ほんとうにかわいいきのこの山をありがとうございました!平たく言うとキノコ型チョコレートだったのですが、入れ物もキノコでとってもかわいいんです。
あと、賄賂もしっかりと袖の下に納めさせていただきました。当日のキノコ狩りの成果物は、今日持って帰っても読めないだろうと思って結局すべて搬出したのですが、届いて開封して噴きました。いただいた時に開けてリアクションしたかった!跡納郵便…むしろいつだって納めたい!!

—————————————————————————

ここから事務連絡です。
冬の新刊(ウォーター・ミー:03)と春の新刊(ウォーター・ミー:04)が各書店で出揃った頃だと思います。機会がありましたら宜しくお願い致します。

また、重ねての御連絡となりますが、4/12日の日吉オンリーで発行したコピー本、またはそうでなくても乱丁や落丁などありましたら正しく製本したものと交換致しますので、お申し出頂ければ幸いです。イベントでの交換、または郵送でも構いませんので交換希望方法を明記の上フォームから御連絡頂ければ幸いです。また、ご希望がありましたら5月のイベントでホチキスで綴じたものと交換致します。こちらもお名前と併せて一声お掛け下さい。

続きからお返事です。

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Tags: お返事, オンリー, 仁王, 妄想, 日吉, , 柳生

2009/04/01

誰がSpring has comeしていいと言った

傘に妙な衝撃を感じたのでよく見たら雹が降っていました。こうしている今も凄い雷雨なんですが、これはもう、空も「もう4月だなどと認めぬぞ!」と怒っているに違いないと思い、ベランダに出てモーゼの如く「そうだ、空よもっと怒れ!時間よ戻れ!!(どさくさに紛れた発言)」と天を仰ぎつつ叫喚しようかと本気で悩みましたが、ひび割れるのは海ではなく対人関係だと気づき思いとどまりました。割れてこそ価値のあるものなんて忍足の眼鏡くらいしか思いつかない。

というわけで…4月のオンリーの新刊なのですが、ちょっと予定していたものが間に合いそうもなくなってしまいました。ページ数多くなっちゃった(最早恒例行事)上にこんなアクションシーンばっかりの漫画あと一週間強で描けるわけねえだろ!と見えない何かに向かって逆ギレ。実はMASAKAの事態に備えて日吉の再録本を10冊ほど残してあるのですが、よくよく考えたら何の気休めにもならない…ので、代替案を模索中です。最近自分でも着地点が逸れすぎていると思うのですが、日吉と長太郎メインの漫画になるかも知れません。予定していた日吉家オールキャラ漫画はできれば5月に出したいと思います。つっても大した猶予はないのですが…。この学習能力の無さ…
そして腱鞘炎なのか何なのかこないだから左腕の鈍痛が消えません。キーボード打つのが正直ちょっとしんどい。或いはMASAKAの四十肩疑惑に戸惑いを隠せません。イップスごっことかシャレならんかった。一応まだ20代のつもりだったのに…。まだ…。

そして今更過ぎますが、春コミお疲れ様でした!!
若干記憶がおぼろげなところも多々あるのですが、スペースにお立ち寄り下さった方、本を手にとって下さった方、お話しして下さった方や差し入れを下さった方本当にありがとうございました。構ってくれた友達やサークルの方々も、また是非お相手して頂けると嬉しいです。潔いほどにテニスゾーンから一歩たりとも出なかったので、本もゆっくり見て回れました!このために生きている。

因みに自分の新刊はまた誤字がありました。これも最早恒例行事です。ウォーター・ミー:04の後書きで、「比呂士が相手の正しさを是正しようという方向に動く人間なら〜」とありますが、正しくは「相手の過ちを是正〜」です。正しいのを正してどうする。こないだ寄稿させて頂いたアンソロにも変換ミスがあったし、去年寄稿させて頂いた立海アンソロにもすげータイプミスをしていました。柳が「脳にバイパスをかけてうんたら〜」とか言っている台詞があるのですが、正しくは「バイアス」です。バイパスをかけてどうする。高速道路か。
気がついた瞬間戦慄しましたが、もうとっくに喉元を過ぎているので寧ろおいしいと思い始めている自分に寧ろイラッときます。その昔友達にゲストを頼んだ際、「ゲスと」と打ち出してしまったときのセンリツ(←思わぬ所でジャンプ辞書発動)を思えば、まだ傷は浅い。

メッセージもありがとうございます!遅くなってしまってすみません…!そうこうしている間にもう次のSQが着てしまうのだなあと思うと本当に月イチで良かった。心臓が保たない

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Tags: MASAKA, オンリー, 三強, 妄想, 忍足, 日吉, , 比呂士, 氷帝, 立海

2009/02/22

柳+3強妄想

yng

柳は、脇にいてよりいっそう輝きを増す所がとても良いですね。彼は自分でも、自分が(人生の)表彰台に登るような類の人間ではないこと、その立ち位置を完全に弁えた上で、幸村や真田をはじめとする仲間の補佐に徹しようと誓いを立てている。そこに至るまでの柳の葛藤を思うと、心が乱れます。興奮で。データマンであるということは、敵味方問わず客観的にデータを収集し、分析しなければならないわけですから、そこに私情は不要です。更に言及すると、優れたデータマンとは主観すらも一客観的視点として捉えることが出来るスキルを持った人間なのではないでしょうか。そして柳はそれを備える男であると思う。傍観者であるという観点から見ると、ある意味柳は一段高いステージにいるんですよね。高いというと聞こえがいいですが、語り部が物語の中に入ることが出来ないように、上流にいるということは事象の外側にいると言うことですから、データマンである限り柳は部外者であるとも言えます。ここでオブザーバー柳もえです。自ら望んでその立場に甘んじている率 51%、そうでない率49%くらいで、その割合は不安定に逆転を繰り返しているとすると尚…イイ!!

…とまあここまでは柳本人が漠然と心に浮かべていた心象であり、そんな風に思っていた時代もあったけど、本当はメンバーの誰もがお互いにかけがえのない仲間同士だということを知っていると思います。青春ワッセロ〜〜〜〜イ!!!!!!!

乾も同じデータマンですが、乾のほうはもっと人情味があるという印象があります。そこはやはり本人の人柄と属する組織の差でしょうか。あと乾のデータって純粋に己を琢磨するための手段としてのデータという感じがする。

乾と柳においては、今よりも更に嘴の黄色い時代(今は寧ろ二人とも老成しすぎなのではないかという疑問はさておき)だと予測される上、ジュニアダブルスを牽引するほどの存在だったわけですから、二人とも慢心している節はあったのではないでしょうか。慢心と言うよりも、この頃はお互いがお互いの世界の総てだったと言った方が近いかも知れません。そして二人にとって黄金時代でもあったと。そんな二人が、袂を分かった後、かつてのパートナーとは違った場所で、かけがえのないものを見つけていったという所がたまりません。ベタだけど敵として対峙するというのが。この頃の子供にとって、親の事情というのは例え引っ越しが隣県であっても、抗いようのない絶対服従の現実だと思うのです。

そして立海に入った柳は幸村と対峙し、努力だけでは埋めることの出来ない絶望的な溝というものの存在を実感するんですよね!滾る〜。しかも、初めのうちこそ手の届く範囲にあったのが、時が経てば経つほど幸村との実力差は開いていったに違いないんですよね。滾る〜。ただ彼にとってそれは心地よい絶望だったのではないで しょうか。圧倒的な実力差を以て屈服させられることへの快感とでもいうのでしょうか。ああ、これが神に選ばれた人間か、と。幸村の前ではどんな人間もマゾ になる。まさに「すべてがMになる」というわけですね宍戸さん!
もっと踏み込むと、神の恩寵を受けた幸村と共に高みへ登ってみたいと思ったのではないでしょうか。もっとも柳も主戦力なんですけど。

一方で、真田の反応は違います。ちょうど、百練自得の極みを解き放った幼き手塚と対峙したときのような調子で、何度打ちのめされようが、ひたすらまっすぐに幸村に勝負を挑んでいったのではないかと思います。真田のこういう遮二無二まっすぐな所が別の意味で柳を惹き付ける点でもあると。反面、真田は「幸村が負けるはずがない」とも思っていると思います。しかも無意識に。よく言えば幸村に対する絶対の自信、裏を返せば盲信です。

しかし真田を筆頭とする、この幸村に対する崇拝が、幸村を神の子たらしめている所以だと思います。でも柳は違う。柳は幸村に「投げ出したくなったらいつでも降りてもいいんだ」と言える人物だと思います。いつでも人の子に戻っていいのだと。もっともそう口に出すことはないけれど、幸村が降りたとしても柳はきっと責めません。だからこそ、幸村は降りなかった。幸村にとっては真田の信頼も、 柳の保険も両方必要だったんじゃないかなあ。
そして幸村と真田の二人は三強としての幸村・真田の顔とは別に、柳の決して踏み込めない領域を共有していると思 う。人心に聡い柳は当然そのことにも気がついていて、ここでも柳は自分が傍観者であることを自覚しています。でもどの要素も三人にとって必要不可欠なもので、丁度三本の足で一番安定する三脚やピアノのように、三強はあの三人がいて初めて三強として成立するの です。どれが欠けてもだめだから、裏を返せば危うい均衡と言えるかも知れません。そう言う所が三強以外のメンバーにとっては他人が入り込む余地を与えないと感じさせる原因なのかも知れません。でも赤也は別。強引に割って入っていくので。

赤也と柳における私の最たるもえ、これはしつこいくらい喚いていますが“赤也が柳の実力を凌駕するであろう近い将来”ですね!!!!!このシーンを想像しただけで鼻血でる。因みにここらへんでまき散らしています。

何だか今更なことばかりの上同じようなことばかりうそぶいてしまいましたが、正直このブログ、色も含め読みにくいんですよね。脳内書き散らしなので開き直っていますが、友達にも「途中で長文が赤と黄色の縞模様に見えた」とお墨付きをいただきました。私も閲覧者だったらそっとウィンドウを閉じていることと思います。ここまで読んで下さった奇特な方、本当に有り難うございます。

そういえば3つ下の記事でグダグダ言っていた仁王と夏についてですが、触れて下さった方もありがとうございました!今気づいたのですが、夏そして刹那的なものの象徴ときたら蝉。最たるものじゃないですか。何故これを見過ごしていたのだろう。仁王と蝉。寧ろ仁王と空蝉でもいい。寧ろ浮世=仁王。ももえ えっるるるるるうううあああああああああ(口調:マッド)
遂にキャラクター&昆虫もえにまで行き着いてしまいました。思えば遠いところまで来たものだと自嘲しつつも自分を労いたいところですが、割と以前から遠いところにいるので今更どうと言うこともないですね。
誰か空蝉ってタイトルで柳と仁王の話書いてくれないかな〜。

Tags: 三強, 仁王, 妄想, 幸村, 手塚, , 真田, , 立海, 赤也

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