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真田 « 雑記

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2011/03/05

幸村降誕

続きからSQ感想を追記しています。

110305_v1_v2

部長、誕生日おめでとうございます!
明らかに間に合っていないのですが、因果律をも操作できる部長のこと、日付の操作など余裕です。

そうか、政権交代&卒業シーズンを経てやっと15歳の幸村は、それまで薬の服用量は小児分量って訳ね。
例えば、過保護な真田は幸村がちょっとくしゃみしただけですっ飛んできて、「無理をするなこれを飲んで安静にしておけ!」とかいって一方的にまくし立てて市販の風邪薬を押しつけるんですけど、用法・用量の欄に「15歳未満:服用しないで下さい、15歳以上:一回3錠」とか書いてあって、それを目ざとく見つけた赤也が、だまっときゃいいのに「ブチョーまだ14歳なんッスからまだ飲めないじゃないッスか?」とか言っちゃって、それを聞いたくそ真面目な真田は、「そ、そうだったか、すまん!!」とか返しちゃって幸村の逆鱗に触れるんですよね。過剰反応な上にデリカシーゼロな真田にもえます。そしてこの一連のお約束的プロセスがクローズするまで、幸村が口を差し挟む隙はゼロ。柳はもちろん終始傍観に徹します。様式の美よ、ありがとう!

…と言うようなとりとめのないことを毎年妄想して早幾とせになろうというのか。今日も春です。そうか、14歳か…へ、へぇ…
そして「アルバム発送したったで!」メールがあまぞんぬ先生から届く気配がなく、絶頂焦らしタイム突入です。どういうことなの!!CDジャケット素敵です部長!!!

そして記事を改稿した3/7現在、まだメールすら届かない!!!!!!!!!!!!!!
早く部長の月刊プロテニスが聞きたくて気が狂いそうです。品切れなら事前にそう言ってくれよおおおおおこんな事なら発売日に外出ついでに買ったのに…

ところで、またしても曲のタイトルからして秀逸でさちんの幸村力にシビれます。
「驟雨」はさちん作詞なのかな?超滾る。真田の「SQUALL」のアンサーソングなんじゃないかとか色々妄想します。「冬の寒さを経ざれば 春の暖かさを知らず」とかも情緒的でドキドキしますね。あっ そうかこれ座右の銘か!いやだ、いい!!(仁王語)
不二の「ヘビー&ブラックレイン」、幸村の「驟雨」、真田の「SQUALL」。こうしてみると、真田、お前何ドヤ顔でスコールとか言っちゃってんの????????とイラッとしますが「将」ジャケットのインパクトと比ぶればそんなこと些末な問題でした。「将」はいつも私に客観性を惹起させてくれる。
あと白石ニューシングルの「追憶」も、エピローグがすごく好きなのでちょっと妄想しちゃう。

ということで、SQ4月号の感想を追記から。
一番笑ったのは巻末コメントです。TUBE氏の冬の生態がこんなところで判明するとは、さすが先生が仕掛けたサプライズ。1ナノメートルも予想してませんでした。

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Tags: ちょた, 仁王, 医者, 妄想, 幸村, , 比呂士, 真田, 誕生日, 謙也, 赤也

2011/02/01

テニフェス<体>

テニフェス<体>に行ってきました。

一昨年の記事を見たら、感想が「宗教」の2文字だけだったので、多少なりとも冷静さを取り戻した今、今年はせめて日本語の文章として感想を残しておきたいと思います。

AndroidでWordPress用の編集アプリがあるので途中までそれを使って書いていたのですが、これでどこからでもメモ&更新できるじゃん!と意気込んだはいいものの、むしろ投稿頻度が下がりました。なんで??
そんな私の端末はauから満を持して発売となった初のスマートフォンなんですが、メーカーが端末をチューンしすぎてOSのアップデートが見送られることとなってしまいました。世の中はもう3.0 Honeycombの時代が来るいうのに、私の端末ではFlashも見られずATOKも使えません。なんで??

続きから<体>の感想です。
もちろん、着眼点は偏っています。

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Tags: MASAKA, ミュ, 仁王, 手塚, 日吉, 比呂士, 氷帝, 真田, 立海, 謙也, 跡部, 青学

2010/06/04

シャムロック(三強考)

これだけは時勢に乗っておきたい。

柳!!!!
 
おめでとう!!!!!!!

今年こそ「ともに同じ蓮の上で暮らそう」ってプロポリスくれると信じています。あれ???何か違和感があるな???
間違えたプロポーズしてくれると信じています。
ついでに乾もおめでとう。

先ほどメールチェックしたら「柳蓮二」というサブジェクトのメールが届いており、一瞬何が起こったのかと目をむいてしまいました。松Pめー。ちなみにこのメールの本文で柳の今回の楽曲「Master Plan」について触れているのですが、

>デジタルサウンドをより現代風に意識したのが今回の楽曲。
>イントロから攻撃的な感じですが、
>攻めの柳が最後までスパークしています。


え??どういうこと…???????????????
一体どういうことなの??????????????????
何が起こっているの?????????????????????

早く実物をこの手にして、おのが耳で真実(Song by幸村精市)を、攻めの柳が最後までスパークしている様を確かめたいと思います。

さて、柳といえば3強という括りは切っても切り離せません。絵を更新する時間がないので下書き状態の長かった3強考を置いておきます。絵を描いてから…と思うといつも放置プレイになるので、開き直って文字のみで行きますね。
無駄に無駄すぎるほど長すぎるので、さすがに畳みました。結論だけご覧になりたい方は追記から最終行のみご参照下さい。

おおおお…!!比呂士ブログパーツが柳誕仕様になってる!!!美しい…
この間の真田といい、思わずニコニコしてしまいます。

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Tags: ミュ, 三強, 幸村, , 比呂士, 真田, , 立海, 赤也, 跡部, 青学

2010/05/02

部長、交錯する想い

幸村と手塚についてです。

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自分と同じチームの指針となるべき立場にありながら、独断専行で、しかも二度までも自らの腕を投げだそうとした手塚に対する幸村の評価は、ある意味軽蔑とも取れる非常に冷ややかな感情を孕んでいるのかも知れないな、と思いました。

これまで持ち前の才能と倦むことなき努力であらゆるものを組み伏せてきた神の子が、不慮の病に倒れたことで、不可抗力という壁の前に想像を絶する歯がゆさを味わってきたことは想像に難くありません。想像を絶することが想像に難くないってこれ、日本語あってんのか??仁王語だからいいか。
「いくら才能があったところで肉体がそれに伴わないのであれば何の意味もない」「いくら渇望したところで体が自由でなければ為す術もない」ということ、頂点の景色から一転、絶望の淵からWinning Roadを見上げることしかできなかった幸村がどれほどの辛酸をなめたか。理不尽という強大な敵を前に「徹底的に無力である」というのはどういうことか、幸村は身をもって知ってしまったんですよね。実体験として「体は資本である」と言うことをこれでもかというくらい痛感してきた幸村だからこそ、自らの、しかもテニスをする上で半身とも言うべき利き腕を惜しげもなく差し出そうとした手塚に対して、底知れぬ暗い、静かな失望があったのかも知れないなと思うのです。
 
 
手塚も腕に爆弾を抱えていますが、それは決して太刀打ちできない障害ではなく、上手く付き合っていけば完治できる見込みもあるのに、その可能性を自ら棒に振ろうとするところに、幸村は嫌悪をもよおすのではないかと。でもって手塚に限らず自分の肉体を軽んじる輩を幸村は内心忌避していると思う。若いうちは特に、肉体よりも精神活動の方に重きを置いてしまいがちなんですが、それは普段当たり前すぎて意識しないだけであって何事も器あって物種なんだと言うことを幸村は若い身空でありがなら痛感している。健全な精神は健全な肉体に宿る。かといって必要以上に行動にバイアスをかけてしまうことも、それはそれで皮肉なことだと思うんですが、幸村には要らぬ心配か。飽くなき知的好奇心を抑えきれずについついデータそれ自体が目的になってしまうことがありそうな乾と同様、健康それ自体が目的になってそうなのは白石だな…もちろん白石の場合狙ってやっ(ボケ)てる。ヨガの本場でリンクのようなヨガが流行っていると聞き、真っ先に白石を思い浮かべて噴きました。

…おっと脱線はそこまでだ。逆に考えると、そんな幸村を見てきていながら、自己犠牲に走る手塚(但し本人にそんな自覚はさらさらない)に執着を見せるなんて、悪気は無いとは言え真田も酷なことするなあ。この辺は柳が勝手に気を揉んでそうですね。皮肉なことに、そう言う迂闊とも言える一本気なところが真田の魅力でもあるのが難儀です。でもって幸村に「でも蓮二は真田がそう言う奴だから興味を持ったんだろ。奴が変わってしまったら詰まらなくなるのはお前だ。いいのか?」って冷やかされて、「そうだな。俺も相当な変人だな」って返すと。(ナチュラルに捏造を挿入)
 
 


手塚は真田に「お前の覚悟はそんなものか」と言っていましたが、この状況で選手生命を賭けて(自らの腕を犠牲にして)戦うこと=覚悟とは言えないですよね。そんなものは覚悟でも何でもなくて、ともすれば蛮勇と揶揄されてもおかしくない。
だからあの試合において幸村が手塚に向けた視線は、真田や跡部が手塚に向けるそれとは対照的なものになっていたのではないでしょうか。

(大局の判断を見誤って…こんなことで総てを棒に振るか、手塚)
(…くだらないな)

…といったところか。幸村のことだから、そんな有様の手塚に対する侮蔑の念を隠そうとすらしなかったかも知れません。今、腕と足を組みながらベンチに悠然と腰掛け、コートへ冷ややかな視線をくれている増田幸村が脳裏に浮かびました。こわあああ!!

(お前などもう俺の気にかける価値もない)
(そろそろ引導を渡してやろう)

ここで、真田への「真向勝負を捨てろ」に繋がります。このときの幸村の意図するところ、部長として立海三連覇を成し遂げるためというのが大大大前提ですが、同時に「お前は間違っている」と言う最後通牒を手塚に突きつける意味もあったのかも知れませんね。更に、目先の真向勝負に拘る真田に冷や水を浴びせる意味も。更に言うなら、そうすることで真田に雷を酷使させることを止められる。一石四鳥か…さすが神の子。精神面でも屈強な幸村は徹底的に私情を排して事に当たることができますが、この時挟まれた微かな私情と、勝利という目的は両立するので別に問題はないわけです。「それでいい…」の時の、酷薄を通り越した温度のない表情に改めて戦慄します。病を克服してからの幸村はホラ、深紅のベヘリットによって受肉したゴッドハンドみたいなもんだから。


 
 
ただ、試合が進むにつれ、幸村の手塚を見る目にも若干ながら変化が現れる。特に「手塚はまだ死んではいない!零式サーブだ!!」のところですが、それまで幸村は(手塚の選手生命はもう絶望的だ、奴はもう終わった)と思っていたからこそ、まだ余力を残していた手塚に対して珍しく動転したわけですよね。
これは私見というか願望に近いのですが、あそこで手塚は時間稼ぎという選択をしたけれど、真田を蔑ろにしたわけではない。そして真田は姑息的手段と平行しながら対峙できる相手とも思えません。時間稼ぎを選択した手塚も真向勝負を捨てた真田も、間違いなくお互い全力でしたよね。
そんな愚かな手塚の無様な姿に、最終的に幸村は「それはそれとして、(こういう生き方も、)」と思える位には心境の変化があったかも知れないなと思います。そうだったらいいな!

優れた選手は自己管理にも余念がない。もちろん将来設計があるなら尚更、こんなところで、剰え時間稼ぎなどという理由で選手生命を秤にかけるなどそんな愚かな選択はない。手塚、お前プロになるためドイツに渡ろうと思っているって言ってたじゃないか。幸村の考える通り、その点で手塚はとても優れた選手とは言えないでしょう。
ただ、そのどうしようもない愚かさこそが手塚の、真田や跡部を筆頭に、周囲の人間を引きつけてやまない手塚の魅力であることも幸村は意識の片隅で認知している。嫌悪、失望、微かな苛立ちと微かな怒り、そして最後に許容。幸村は手塚の生き様に決して同意はしないけど、認めてはいる。もっともそれを問われたら幸村は「あんな生き方俺はごめんだね」とにこやかに言い放つと思いますが。「生憎俺はマゾじゃないんだ」とかでもいい。幸村かっこいい!!
あんな朴念仁なのにどこか抜けていて頑固なまでにがむしゃら、人間くささを感じさせる手塚と、超然とした力で人を惹きつける幸村、同じ部長でありながらこの二人も対照的ですね。跡部と違って幸村は手塚に執心はしていないですが。
考えてみると、手塚が選手の中で最たる権限を持つ部長だったからこそ、こんな無茶がまかり通ったんでしょうね。そう考えると一番の暴君は案外手塚かもしれない。そして本人が無自覚なだけにたちが悪い。無自覚暴君手塚か…。決して悪くない。

そして改めて、こういう手塚の危うさを苦もなく受け止められるリョーマって本当に凄いなあと思いました。だって重いじゃん。手塚のリョーマに対するあれこれって。しかも手塚は自分が先代に打ち込まれた青学の柱という名の楔(呪縛と読む)をそのまま(悪気無く)リョーマに移行させようとしているんですよ。普通ならそんなこと言われても責任取れないし困る、勘弁してくれと思うと思うんですけど、リョーマはちぃ~す!って軽く受け止めるどころかそのままアメリカに高飛びですよ。大物過ぎるだろ。そりゃあテニスの王子様の主人公、The prince ”THE PRINCE OF TENNIS”だわ。
 
 


 
 
真田が幸村の命に従って真向勝負を採択しなかったことの是非については以前書いたのですが、言ってることが進歩していなくて残念です。私はここで大将の命に従順だった真田にはげもえました。将の命>自分の信念。それでこそ副将です。そして、真向勝負ではなくとも真剣勝負ではあった。二人とも間違いなく。
この決勝S3戦、真田本人は気づいているかわかりませんが、試合の終盤で結局は真向勝負になっちゃってたんじゃないでしょうか。最後とか相当がむしゃらですもんね。となると、真田は結局主将の命に背いてしまったということになります。これはチームという共同体において決してやってはならなかった、言わば背信行為な訳です。でも幸村は、このことに気づいていたとしても直接追求はせず、己の胸の裡に留めておくでしょうね。立海では過程<<<<<結果であり文字通り勝てば官軍なので、命令を破ったことは不問にするでしょう。そう思うと本当に勝てて良かったね真田。何より真田自身の身の安全のために。

そしてここ外せないんですけど、幸村は勝敗に対して徹底的にシビアだし冷徹な選手なので、その場に必要のない感情を表にこそ出しませんが、あくまで真摯に勝負へ挑んだ真田への、ある意味冒涜とも取れる手塚のプレイに対して、内心「それにしても時間稼ぎとはずいぶん侮ってくれたじゃないか」くらいには思ってたらいい。自身は真田に真向勝負を捨てさせておきながら、です。ニュアンス的には「ウチの若ぇモンに随分となめた真似をしてくれたのぉ」ってとこなんですけど、真田若いモンじゃないからどう言い換えていいかわからない!!
 
 


 
 
それはそれとして、手塚には介護要員としても動ける相手が望ましい。手塚からテニス取ったら生活能力が危ぶまれるほどのド天然ですからね。人の話聞いてねーし。そうすると否が応でも跡部が浮かぶんですよね。大石もそうなんですけど、スーパーフリーター菊丸先輩と手塚担当って介護疲れで胃に穴が開き続けるのも不憫です。
跡部は件の時ヘリの中におわしたので、自分が見つめ続けた男が自分以外の男を相手に再び自らの選手生命を賭して戦っていると知って、それを己が目で見守ることが叶わないと言った別種の歯がゆさもあったと思います。が、跡部なら、「…再び自らの腕を犠牲にしてな」の跡、(…馬鹿が)(本当にお前はどうしようもねえ馬鹿野郎だ、手塚)って心の中で独りごちたことが容易に想像できます。跡部は優しいな。
跡部にせよ木手にせよ真田にせよ幸村にせよ、方向性はどうあれ矢印は常に手塚への一方通行ってのにもえる。手塚罪作りすぎるだろ。相変わらずとんでもない温度差メーカーですね手塚は。

そしてここへ来てリョーマ以外に手塚から矢印の発信を受ける希有な存在、Yの登場により、手塚を取り巻く人間模様が複雑になってきました。俄然滾ってきた。いいぞ!5番コートチーム、跡部と木手もいますからね。ヒロイン(手塚)を巡って火花飛び散りまくりじゃなかろか。とか言って手塚、さほどY部長のこと気にかけてなかったらどうしよう。正直あいつならやりかねない。「やはりあなたでしたか…」だけでは判断に窮すところなので、今後の展開を見守りたいです。あ、鬼センパイもヒロインポジなことを忘れていました。ごめんね鬼センパイ。

Tags: 幸村, 手塚, , 真田, , 立海, 跡部, 青学

2010/04/30

愚者になろうとした魔術師

※スパコミ詳細については、2つ下の26日の記事に追記しています。
 
 

100430nio

愚者のアルカナについて纏めたwikiが、何度目を通しても見事な仁王なので、忘れた頃に読み返してはうっとりします。そしてエレメントは自由気ままな風・シルフ…
己の尻尾を切り落として生き長らえるトカゲという点では凄く仁王っぽくてサラマンダーでももえるけど、エレメントに関してはやっぱりこっちだなあ。
あらゆる寓意が込められているようにも解釈できて、実は何の意味も持たないかも知れない。更に何の意味も持たない事それ自体を目的にしているようで、実は何もかもどうでもいいのかもしれない。という。仁王じゃないか。
 
 
 
…と思っていたんですが、考えを改めるに至りました。

やっぱり仁王のアルカナ=魔術師ダッタワ。

というのも、仁王の正体=愚者になろうとした魔術師なのではないか??と思ったからです。あるいはそう見せかけた(=swindling or pretending)。仁王の本質に迫ろうとすること自体タブーなのはわかっているのですが、敢えて続けさせて下さい。

愚者は何のもでもないものですが、魔術師はあくまでも人です。ですから、そこには人の意志が介在するんですよね。そして、その時点で恐らく愚者とは本質を異にする存在です。愚者は何かに意味を持たせようとはしないし、また積極的にミスリードを誘導したりもしない。正確には、そこに何らかの寓意を持たせようとしているのか、はたまた全くの偶然なのか、印象操作をしようとしているのかそうでないのか判然としない、と言うのが愚者であると思います。少なくとも我々人には愚者を規定することはできない。
つまり、TRICK,FAKE,or TRUTH?なのが愚者で、TRICK,FAKE,or TRUTH.なのが魔術師です。このクエスチョンとピリオドの差は非常に大きい。え?余計わからなくなった??大丈夫私もです。以下はwiki(タロット-魔術師)からの引用となりますが、
 
 
 

…また、この魔術師(奇術師)の奇抜な衣装は見る者に胡散臭い印象を与えるが、愚者のようにおよそ規則性の感じられないものではない。その衣装には一分の乱れも見られず、配色は左右非対称になるよう対照的に構成されている。即ち、この人物はこういった奇抜な衣装を身に着けることによって意図的に自らの能力を覆い隠し、大衆を欺く計算高い人物であることを窺い知ることが出来る。現にこの人物は身体を右(象徴として未来)に向けながらも左(同様に過去)を振り返り反省することを忘れない。

この魔術師(奇術師)は、その外見的特徴やトリックを行う職業柄などから愚者などのトリックスターと比較・照合されることがあるが、彼のトリックは失敗の許されない仕事であり、計算された上でのものであり、作品であり、芸術である。故に彼は様々な奇跡を起こし万能の神のごとく立ち振る舞い観客を驚かせるが、あくまでステージの上に限定される。

 
…世界が拓けた!!!!
奇抜な衣装を身につける事によって自らの能力を覆い隠し~の下りとか、まさにそれだ!!ていうのを見事に代弁していただけて、心拍数が上がりました。そして…先生は本当に天才です。そうか、仁王はトリックスターでも何でもなくて、そう見せかけたただのプリテンダーだったんですね(pretender=er=人)。仁王がもっと好きになりました。

そうかそうか…仁王の「プリッ」はプリテンドのプリだったのか!!!!

何だ、答えははじめから提示されていたって訳ね!!!!!!!!!!!!!
ちゃんとヒントをくれていたんじゃないか…!!!ウン年越しに気づいた新事実に、先生は本当に天才だな知ってたけど、と信仰心を新たにしました。仁王と柳生でピンクレディーのラスト・プリテンダーをカバーして下さい。寂しい熱帯魚が手塚と真田でゴーサイン出るならいいじゃないか!!(どさくさに紛れた神頼み)
ちなみにこの曲、B面の「AMENIC(逆回転のシネマ)」と言う曲も秀逸なんですよね。映画を逆回転させるとエピローグもプロローグに早変わり…さよならはHello…糸井せんせーは天才じゃないか。

更に、プリテンダーという単語、これだけで幸仁幸です。頭?もちろんいつも沸いてます。

【pretender】
pre・ténd・er
―【名】【C】
1 ふりをする人; 詐称者.
2 王位をねらう者; (不当な)要求者 〔to〕.

【Pretender】
王位請求者

ものすごい幸仁幸ですよね!!!!!!!???
自分革命バンザァイ!!!!!!!!!!!!!!

…また逸れた。話を戻します。そう、仁王がただの人である以上、身につけているのは超能力ではなく、あくまでも種明かしのある手品なんです。もっとも不二戦で見せたあのモシャスがどんなトリックなのか皆目見当もつかんが…。どう見ても超能力だけど

そして規則性のある衣装=人の意志の介在。ステージの上に限定して発現する奇跡は、まさに【コート上のペテン】師。
おお…ブラゥボーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!…正直また何言ってんのかわからなくなってきた。


だからといって仁王の生態が知りたいとか手の内を暴きたいと言うことでは全くありません。まさに手品と同じで、何かタネがあるはずなのはわかってるんだけど、どういうタネがあるのは知らなくていい、と言うことです。これはペアプリが発売される前にもちょっと書いた気がするんですが、あれはこういうことなのかな?それともこうかな??敵かな~???味方かな~~????(カウボーイ@エキセントリック少年ボウイ)って想像を巡らせる作業が楽しいのであって、正体が暴露されてしまったら、例えそれがどんなに巧妙なトリックだったとしてもそこには妄想…じゃない想像の余地がなくなってしまうからです。あと何より、「わあ凄い!!」って騙されたままでいたい。騙されていたい仁王に!!!!

そしてタネがあるということは同時にタネがないということでもありますよね。
そう、いくら完璧なイリュージョンといえどもそこには必ずタネも仕掛けもある。同時にこの世界で起こることすべてはタネも仕掛けもない、ただの現象に過ぎない(またはあったとしても我々人間のあずかり知る所ではない、まさに神のみぞ知ることである)。だから、タネのある仁王のイリュージョンは、裏を返せばただの現象である以上タネも仕掛けもないってことだと言えます。ステージの上でしか使えない仁王のイリュージョンは、意図的に相手を惑わす彼の仕事なんですね。だから、仁王は愚者を装った人ということになります。あるいは愚者になりたかった人なのかもしれません。人であると言うことは実体があると言うことであり、皆と同じステージ(世界と読む)にいると言うことですから、仁王は人として、同じステージで誰かとふれ合うことができると言うことです。そう思ったら、仁王は決して孤独なんかではないんだな、と思えてすごく安心しました。良かったね、仁王!

…何を言っているんだ私は。なぜ仁王が人であると言うことの定義の根拠など語っているのだろう。それ以前に人として、生身の女子として、二次元人にここまで肩入れする私は大丈夫なのだろうか。ちなみに「仁王と孤独」についても長くなるので今回は割愛します。

そう言えば、日常生活において何かとハンディキャップのある左利きですが、マジックには左右関係ないだろう、と思いきや左利きは教えを請うにせよ練習するにせよ総てを逆転させておぼえなければならないので、マジシャンとしてやって行くには色々と不利らしいですね。とは言えあの入れ替わりを見るに仁王は左ベースのスイッチハンダーなんだろうけど。あと意外にも本人は騙されやすいらしいです。プロマジシャンなどはもっとその傾向が強い、と私の尊敬するパルト小石先生(ナポレオンズのマジックしない方、二番目に背が高い方)が言っていました。本質的にはお人好しだからなのか、知性と教養とテクニックがあることがかえってその人を無防備たらしめるからなのかわかりませんが、仁王もそういうことがあるのかなって思ったら激しく滾りました。ここへ来てまだ無我の扉が開くとはね…

仁王がどうしてもペテン出来なかったのが柳ではないか、と私は思うんですが、柳は精神性が仁王と共通している所が多いと言うのがその理由です。ずいぶん前にも書きましたが、柳だけはどうしても手玉にとれなかったことが、逆に仁王が柳に惹かれた理由でもあると思います(捏造です)。見てくれは正反対でも内面は似たところがある、これはペアプリでも言及がありましたよね。柳曰く好みのタイプが似ていると…!ゴチになります!!!
こういったことから、柳が仁王のペテンを見破れるのはある意味意外性が少ないんですが、比呂士が仁王のペテンを見破っていた、と言うことが重要な意味を持ってくる。仁王とはまるで違うタイプであるはずの比呂士が、仁王のペテンを見破っていた(新テニ2巻)ということは、仁王にとって革命的な出来事だったのではないでしょうか。この二人は互いに入れ替わることによって互いに他人という立場を疑似体験したからこそ、というのもありますよね。そして、仁王は複数の他人になりすますことができますが、仁王に偽装したのは今のところ比呂士だけ。ここも多分でかい。もっとも私の中でこの時の二人が入れ替わっている可能性も排斥し切れていない以上、あのペアマッチはあくまでも本人同士と仮定した場合ということになりますが。とは言え最近の展開を見るにちょっと自分この可能性に拘りすぎだろうと思うので、もう少し素直になった方がいいのかも知れない。あと比呂士のキャラクターってドS鬼畜眼鏡からドM変態眼鏡、はたまたド善人からド天然不思議ちゃんまで人によって振れ幅がでかいので、そこら辺は結局人によるとしか言えないかも知れません。その点では逆に仁王の方がよっぽどぶれないよな、と思います。
 
 
つうか、なっげ〜…。もともと原作でイリュージョンつってんだから、うだうだ深読みせずに素直に魔術師と結びつけておけば良かったのでは?と言う話です。2行でまとまった。更にペテン師と魔術師は似て非なるものですよね…

Tags: 仁王, 妄想, 手塚, , 柳生, 比呂士, 真田,

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