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2011/02/01

テニフェス<体>

テニフェス<体>に行ってきました。

一昨年の記事を見たら、感想が「宗教」の2文字だけだったので、多少なりとも冷静さを取り戻した今、今年はせめて日本語の文章として感想を残しておきたいと思います。

AndroidでWordPress用の編集アプリがあるので途中までそれを使って書いていたのですが、これでどこからでもメモ&更新できるじゃん!と意気込んだはいいものの、むしろ投稿頻度が下がりました。なんで??
そんな私の端末はauから満を持して発売となった初のスマートフォンなんですが、メーカーが端末をチューンしすぎてOSのアップデートが見送られることとなってしまいました。世の中はもう3.0 Honeycombの時代が来るいうのに、私の端末ではFlashも見られずATOKも使えません。なんで??

続きから<体>の感想です。
もちろん、着眼点は偏っています。

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Tags: MASAKA, ミュ, 仁王, 手塚, 日吉, 比呂士, 氷帝, 真田, 立海, 謙也, 跡部, 青学

2010/12/05

日吉町に住みたい

はあはあひよしおめでとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!これからも周りの個性的すぎるチームメイトのフリーさに翻弄されまくるツンキャラでいて下さい。
秋のラッシュもそうですが、毎年この時期は逝き急ぎすぎている気がする。

前回の劇場版では恐竜絶滅の元凶がMASAKAの手塚だったことが判明したので、今回は幸村が地球割りを見せてくれることを期待しています。(映画のキービジュアルを一切無視した発言)BGMはそうですね…手塚の「愛すべき地球」がいいかな!ぼ〜くら〜の〜こ〜きょ〜おおあ〜いす〜べき〜ほし〜。(そして粉々に砕ける地球)

仁王のアルバムタイトルが「P」と聞いて、」これは比呂士のアルバム発売フラグだな、と思いました。勿論タイトルはズバリ柳生の「Y」。そう、スピッツリスペクトです。EじゃんGじゃん最高じゃん!!Pって聞き様によっては結構仁王とシンクロしていませんか?そしてYは柳生に。はぐれてナンボの純情じゃき。
まだ曲目が発表されないのをいいことに好き勝手書きますが、「トリック」、「ミミック」、「フェイク」三部作は是非欲しいですね。そして比呂士アルバムにはアンサーソングとして「リリック」。これは譲れません。そして完結編デュエットとして「レトリック」。いい!!すごくいい!!!夢を語るくらいいいよね…儚い夢が現実になった暁には同人誌の方で昇華したいです…。
他、仁王語(撞着語法)のタイトルも何か欲しいところですね。ベタな例を挙げると、「正しい嘘」とか「空を這う」とか「賢しい愚か者」みたいな。3番目は別に矛盾してないか…。もう「前へバック」でもいい。カバーするとしたらぜひここらへんを。
そういえば、ミスチルのニューアルバムの二曲目がズバリ「擬態」というタイトルで、フェイクに続いてこれはにおう、におうぞ!!!とドズッキュンドッキュンしていたのですが、いい意味で裏切られ、強いていうならむしろ2と8でした。欲目って凄いですね。すっかり妄想のオカズ用と化してしまい本当に申し訳ないとは思っています。

ところで、メガネDVDに日吉の名前があるのに(ありがとうございますありがとうございます)、由緒正しき眼鏡の中の眼鏡、柳生比呂士の名前がそこにないのは喧嘩を売っているのか。比呂士こそ、「眼鏡は顔の一部」を体現しているキャラクターだというのに!!あ、それとも遅れてきたヒーローの如く、メキシコ式で登場するのかな??どうなのかな???

世の流れが速すぎてSQ感想まで行きませんでした。まだじっくり読めておりませんが、跡部がかっこいいのと入り江センパイが食わせ者なのはわかりきったことなので、今のところ特筆すべき事はないのですが、放課後!!!!!!!!!!日吉かわぅいいいいいいいい跡部がっごいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!スーハー先生いつもありがとうございます!

そしてお返事が遅くなりまくっていて本当に申し訳ありません…!!次こそは

Tags: 仁王, 日吉, 柳生, 比呂士, 跡部

2010/07/06

SQ8月号

SQですね。
星のデルタが夜空を染めたサザンクロスが揺れる大地だったり、中だけど外道せんぱいがどうみてもT-ウィルスに冒されたタイラント(多分倒れるたびになんかアイテム落としてる)だったりで既に前半で瀕死だったんですが、ここは柳ですね。

う〜ん、これはまだ柳の真意を測りかねます。
ここへ来て赤也の矯正を身内に委ねることはせず、MASAKAの外部委託。普通に考えたら、無責任きわまりないですよね。
身内に適任者はいないと判断してのことなのか、あるいは身内にリスクを負わせることを避けたのか、すべての要素を鑑みた上で、それでも白石が最大の適任者だと考え苦渋の選択をしたのか、この柳、なんかもう高校生と中学生という言うより大きな派閥の前に学校の垣根とかどうでも良くなっちゃってるのか、そもそも柳の独断なのか、乾にそそのかされたのか(これは嫌だけど)、いくらでも理由は考えられますが、どっちにしろずるい。
参謀はずるいわあ〜。そんなしたたかな参謀も決して嫌いではないですが、やっぱりずるい。

そして、ここへ来て無駄にお人好しすぎた白石にMASAKAのトキメキがメキメキとわき上がってきて戸惑いを隠せません。普段四天宝寺において「お人好しが祟って割を食う」ポジは謙也の担当だと思うんですが、この時赤也を庇った白石ははらりとはだけた左腕の包帯を脇目に

「やれやれ…俺も人(←勿論最後の試合を千歳に譲った謙也を指す)のことよう言えんわな」

って心の中で独りごちているんですよね?先生!いやだもえる。
ただ、自戒…じゃない次回、リミッターを外して宙に浮くほどの武装闘気(バトルオーラ)を纏った都センパイ相手に、戒めの封印を解いた白石が見開きで邪王炎殺黒龍波(一発変換ありがとう)をぶっ放していたら、「エクスタってるけど真面目で堅実派・放任だけど保護者属性」という白石のパーソナリティーをいったんゼロに戻して彼を再評価しなくてはならない。「実は何のギミックもなかった」と言うオチも全然…アリです。

個人的には、「え??そこ紳士適任じゃない???出番じゃない?????」「今こそ体当たりの通訳に打って出る時じゃない??????」「あれ??紳士頭数に入れられてない?????????」と思ってしまうんですが、原作の紳士はそこら辺結構非情かつドライに書かれていますよね。そう思うと紳士もまた非情の掟に忠誠を誓う立海の主力メンバーとしての威厳がちゃんとあります。決め技を発動する時なんて二度と相まみえないことを前提に、今生の別れ(トドメと読む)の台詞「アデュー」ですもんね。たとえ相手がかつてのパートナーだとしても。(だがそれもいい)
確かに現時点の紳士に白石のような包容性を求めるのはちょっと無理な気がします。一人前の医者になってからなら話は別ですが。そもそもコートが違う、これか…。

かといって対赤也要員に跡部を宛がうのも現実的じゃないですね。面倒見はいいけど過干渉で口うるさいからきっと赤也積極的にキレちゃう。
「オイお前試合の前にちゃんとストレッチ…」
「うるせーな!今やろうと思ってたンスよ!!あ〜お陰でやる気なくなっちまったっ!!」
思春期の子供とオカンのやりとりです。手塚は会話が成り立つかすら疑問なので論外。クラウザーさんも何か知らん間に(赤也が)懐いてるっぽいけど年下だし話が通じるかどうかすら以下略。九州二翼もかなりの適任だと思うんですが(特に橘さん)、いかんせんあそこでがっちり固まってて隙がない。あと橘信者(ていうか伊武)の呪詛により悪魔化がさらに悪化しそうです。いつものことだけど正直自分が何を言っているのか分からない。そう考えるとあのメンツの中で悪魔祓いができそうなのは確かに聖書・白石が適任ですね。もしここまで読んでいたとしたら…柳の予知能力がそらおそろしいです。
あ、もしかして左手の封印はセイント的な力で悪魔を祓うための何かが隠されているのでしょうか?エクスタシーからMASAKAのエクソシストへクラスチェンジ!??別の意味で戸惑いを隠せません。

個人的にはあっくん×赤也とのガチンコ殴り愛〜ヤンキー他校に帰る〜、木手×赤也で〜もっと汚い手はいくらでもある!木手のヒール指南〜(←問題解決になってない)というのも捨てがたいなと思いましたが今はもう…ただその顛末を見守ることしかできない…いや、いつだってそうでした。神にあらがう術などなかった。信者に任されたのは何が起きようともただ見守り続けるという、簡単で崇高なおしごとでした。これからも見まもる係としてのスキルをがんばって磨いていきたいです!

メッセージもありがとうございます。後ほどお返事させて下さいね。
あと、ご指摘ありがとうございました。KA・BA・JIのおうちは外務省!!!勤務!!!!!!!!何故こんなおいしい設定を見逃していたのか…これで跡部との出会いのいきさつや英国時代のエピソードがごく自然に構築できました。ありがとうキャラメル・ママ!!

Tags: MASAKA, 医者, 四天宝寺, 手塚, , 柳生, 比呂士, 立海, 謙也, 赤也, 跡部

2010/06/04

シャムロック(三強考)

これだけは時勢に乗っておきたい。

柳!!!!
 
おめでとう!!!!!!!

今年こそ「ともに同じ蓮の上で暮らそう」ってプロポリスくれると信じています。あれ???何か違和感があるな???
間違えたプロポーズしてくれると信じています。
ついでに乾もおめでとう。

先ほどメールチェックしたら「柳蓮二」というサブジェクトのメールが届いており、一瞬何が起こったのかと目をむいてしまいました。松Pめー。ちなみにこのメールの本文で柳の今回の楽曲「Master Plan」について触れているのですが、

>デジタルサウンドをより現代風に意識したのが今回の楽曲。
>イントロから攻撃的な感じですが、
>攻めの柳が最後までスパークしています。


え??どういうこと…???????????????
一体どういうことなの??????????????????
何が起こっているの?????????????????????

早く実物をこの手にして、おのが耳で真実(Song by幸村精市)を、攻めの柳が最後までスパークしている様を確かめたいと思います。

さて、柳といえば3強という括りは切っても切り離せません。絵を更新する時間がないので下書き状態の長かった3強考を置いておきます。絵を描いてから…と思うといつも放置プレイになるので、開き直って文字のみで行きますね。
無駄に無駄すぎるほど長すぎるので、さすがに畳みました。結論だけご覧になりたい方は追記から最終行のみご参照下さい。

おおおお…!!比呂士ブログパーツが柳誕仕様になってる!!!美しい…
この間の真田といい、思わずニコニコしてしまいます。

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Tags: ミュ, 三強, 幸村, , 比呂士, 真田, , 立海, 赤也, 跡部, 青学

2010/05/02

部長、交錯する想い

幸村と手塚についてです。

100510

自分と同じチームの指針となるべき立場にありながら、独断専行で、しかも二度までも自らの腕を投げだそうとした手塚に対する幸村の評価は、ある意味軽蔑とも取れる非常に冷ややかな感情を孕んでいるのかも知れないな、と思いました。

これまで持ち前の才能と倦むことなき努力であらゆるものを組み伏せてきた神の子が、不慮の病に倒れたことで、不可抗力という壁の前に想像を絶する歯がゆさを味わってきたことは想像に難くありません。想像を絶することが想像に難くないってこれ、日本語あってんのか??仁王語だからいいか。
「いくら才能があったところで肉体がそれに伴わないのであれば何の意味もない」「いくら渇望したところで体が自由でなければ為す術もない」ということ、頂点の景色から一転、絶望の淵からWinning Roadを見上げることしかできなかった幸村がどれほどの辛酸をなめたか。理不尽という強大な敵を前に「徹底的に無力である」というのはどういうことか、幸村は身をもって知ってしまったんですよね。実体験として「体は資本である」と言うことをこれでもかというくらい痛感してきた幸村だからこそ、自らの、しかもテニスをする上で半身とも言うべき利き腕を惜しげもなく差し出そうとした手塚に対して、底知れぬ暗い、静かな失望があったのかも知れないなと思うのです。
 
 
手塚も腕に爆弾を抱えていますが、それは決して太刀打ちできない障害ではなく、上手く付き合っていけば完治できる見込みもあるのに、その可能性を自ら棒に振ろうとするところに、幸村は嫌悪をもよおすのではないかと。でもって手塚に限らず自分の肉体を軽んじる輩を幸村は内心忌避していると思う。若いうちは特に、肉体よりも精神活動の方に重きを置いてしまいがちなんですが、それは普段当たり前すぎて意識しないだけであって何事も器あって物種なんだと言うことを幸村は若い身空でありがなら痛感している。健全な精神は健全な肉体に宿る。かといって必要以上に行動にバイアスをかけてしまうことも、それはそれで皮肉なことだと思うんですが、幸村には要らぬ心配か。飽くなき知的好奇心を抑えきれずについついデータそれ自体が目的になってしまうことがありそうな乾と同様、健康それ自体が目的になってそうなのは白石だな…もちろん白石の場合狙ってやっ(ボケ)てる。ヨガの本場でリンクのようなヨガが流行っていると聞き、真っ先に白石を思い浮かべて噴きました。

…おっと脱線はそこまでだ。逆に考えると、そんな幸村を見てきていながら、自己犠牲に走る手塚(但し本人にそんな自覚はさらさらない)に執着を見せるなんて、悪気は無いとは言え真田も酷なことするなあ。この辺は柳が勝手に気を揉んでそうですね。皮肉なことに、そう言う迂闊とも言える一本気なところが真田の魅力でもあるのが難儀です。でもって幸村に「でも蓮二は真田がそう言う奴だから興味を持ったんだろ。奴が変わってしまったら詰まらなくなるのはお前だ。いいのか?」って冷やかされて、「そうだな。俺も相当な変人だな」って返すと。(ナチュラルに捏造を挿入)
 
 


手塚は真田に「お前の覚悟はそんなものか」と言っていましたが、この状況で選手生命を賭けて(自らの腕を犠牲にして)戦うこと=覚悟とは言えないですよね。そんなものは覚悟でも何でもなくて、ともすれば蛮勇と揶揄されてもおかしくない。
だからあの試合において幸村が手塚に向けた視線は、真田や跡部が手塚に向けるそれとは対照的なものになっていたのではないでしょうか。

(大局の判断を見誤って…こんなことで総てを棒に振るか、手塚)
(…くだらないな)

…といったところか。幸村のことだから、そんな有様の手塚に対する侮蔑の念を隠そうとすらしなかったかも知れません。今、腕と足を組みながらベンチに悠然と腰掛け、コートへ冷ややかな視線をくれている増田幸村が脳裏に浮かびました。こわあああ!!

(お前などもう俺の気にかける価値もない)
(そろそろ引導を渡してやろう)

ここで、真田への「真向勝負を捨てろ」に繋がります。このときの幸村の意図するところ、部長として立海三連覇を成し遂げるためというのが大大大前提ですが、同時に「お前は間違っている」と言う最後通牒を手塚に突きつける意味もあったのかも知れませんね。更に、目先の真向勝負に拘る真田に冷や水を浴びせる意味も。更に言うなら、そうすることで真田に雷を酷使させることを止められる。一石四鳥か…さすが神の子。精神面でも屈強な幸村は徹底的に私情を排して事に当たることができますが、この時挟まれた微かな私情と、勝利という目的は両立するので別に問題はないわけです。「それでいい…」の時の、酷薄を通り越した温度のない表情に改めて戦慄します。病を克服してからの幸村はホラ、深紅のベヘリットによって受肉したゴッドハンドみたいなもんだから。


 
 
ただ、試合が進むにつれ、幸村の手塚を見る目にも若干ながら変化が現れる。特に「手塚はまだ死んではいない!零式サーブだ!!」のところですが、それまで幸村は(手塚の選手生命はもう絶望的だ、奴はもう終わった)と思っていたからこそ、まだ余力を残していた手塚に対して珍しく動転したわけですよね。
これは私見というか願望に近いのですが、あそこで手塚は時間稼ぎという選択をしたけれど、真田を蔑ろにしたわけではない。そして真田は姑息的手段と平行しながら対峙できる相手とも思えません。時間稼ぎを選択した手塚も真向勝負を捨てた真田も、間違いなくお互い全力でしたよね。
そんな愚かな手塚の無様な姿に、最終的に幸村は「それはそれとして、(こういう生き方も、)」と思える位には心境の変化があったかも知れないなと思います。そうだったらいいな!

優れた選手は自己管理にも余念がない。もちろん将来設計があるなら尚更、こんなところで、剰え時間稼ぎなどという理由で選手生命を秤にかけるなどそんな愚かな選択はない。手塚、お前プロになるためドイツに渡ろうと思っているって言ってたじゃないか。幸村の考える通り、その点で手塚はとても優れた選手とは言えないでしょう。
ただ、そのどうしようもない愚かさこそが手塚の、真田や跡部を筆頭に、周囲の人間を引きつけてやまない手塚の魅力であることも幸村は意識の片隅で認知している。嫌悪、失望、微かな苛立ちと微かな怒り、そして最後に許容。幸村は手塚の生き様に決して同意はしないけど、認めてはいる。もっともそれを問われたら幸村は「あんな生き方俺はごめんだね」とにこやかに言い放つと思いますが。「生憎俺はマゾじゃないんだ」とかでもいい。幸村かっこいい!!
あんな朴念仁なのにどこか抜けていて頑固なまでにがむしゃら、人間くささを感じさせる手塚と、超然とした力で人を惹きつける幸村、同じ部長でありながらこの二人も対照的ですね。跡部と違って幸村は手塚に執心はしていないですが。
考えてみると、手塚が選手の中で最たる権限を持つ部長だったからこそ、こんな無茶がまかり通ったんでしょうね。そう考えると一番の暴君は案外手塚かもしれない。そして本人が無自覚なだけにたちが悪い。無自覚暴君手塚か…。決して悪くない。

そして改めて、こういう手塚の危うさを苦もなく受け止められるリョーマって本当に凄いなあと思いました。だって重いじゃん。手塚のリョーマに対するあれこれって。しかも手塚は自分が先代に打ち込まれた青学の柱という名の楔(呪縛と読む)をそのまま(悪気無く)リョーマに移行させようとしているんですよ。普通ならそんなこと言われても責任取れないし困る、勘弁してくれと思うと思うんですけど、リョーマはちぃ~す!って軽く受け止めるどころかそのままアメリカに高飛びですよ。大物過ぎるだろ。そりゃあテニスの王子様の主人公、The prince ”THE PRINCE OF TENNIS”だわ。
 
 


 
 
真田が幸村の命に従って真向勝負を採択しなかったことの是非については以前書いたのですが、言ってることが進歩していなくて残念です。私はここで大将の命に従順だった真田にはげもえました。将の命>自分の信念。それでこそ副将です。そして、真向勝負ではなくとも真剣勝負ではあった。二人とも間違いなく。
この決勝S3戦、真田本人は気づいているかわかりませんが、試合の終盤で結局は真向勝負になっちゃってたんじゃないでしょうか。最後とか相当がむしゃらですもんね。となると、真田は結局主将の命に背いてしまったということになります。これはチームという共同体において決してやってはならなかった、言わば背信行為な訳です。でも幸村は、このことに気づいていたとしても直接追求はせず、己の胸の裡に留めておくでしょうね。立海では過程<<<<<結果であり文字通り勝てば官軍なので、命令を破ったことは不問にするでしょう。そう思うと本当に勝てて良かったね真田。何より真田自身の身の安全のために。

そしてここ外せないんですけど、幸村は勝敗に対して徹底的にシビアだし冷徹な選手なので、その場に必要のない感情を表にこそ出しませんが、あくまで真摯に勝負へ挑んだ真田への、ある意味冒涜とも取れる手塚のプレイに対して、内心「それにしても時間稼ぎとはずいぶん侮ってくれたじゃないか」くらいには思ってたらいい。自身は真田に真向勝負を捨てさせておきながら、です。ニュアンス的には「ウチの若ぇモンに随分となめた真似をしてくれたのぉ」ってとこなんですけど、真田若いモンじゃないからどう言い換えていいかわからない!!
 
 


 
 
それはそれとして、手塚には介護要員としても動ける相手が望ましい。手塚からテニス取ったら生活能力が危ぶまれるほどのド天然ですからね。人の話聞いてねーし。そうすると否が応でも跡部が浮かぶんですよね。大石もそうなんですけど、スーパーフリーター菊丸先輩と手塚担当って介護疲れで胃に穴が開き続けるのも不憫です。
跡部は件の時ヘリの中におわしたので、自分が見つめ続けた男が自分以外の男を相手に再び自らの選手生命を賭して戦っていると知って、それを己が目で見守ることが叶わないと言った別種の歯がゆさもあったと思います。が、跡部なら、「…再び自らの腕を犠牲にしてな」の跡、(…馬鹿が)(本当にお前はどうしようもねえ馬鹿野郎だ、手塚)って心の中で独りごちたことが容易に想像できます。跡部は優しいな。
跡部にせよ木手にせよ真田にせよ幸村にせよ、方向性はどうあれ矢印は常に手塚への一方通行ってのにもえる。手塚罪作りすぎるだろ。相変わらずとんでもない温度差メーカーですね手塚は。

そしてここへ来てリョーマ以外に手塚から矢印の発信を受ける希有な存在、Yの登場により、手塚を取り巻く人間模様が複雑になってきました。俄然滾ってきた。いいぞ!5番コートチーム、跡部と木手もいますからね。ヒロイン(手塚)を巡って火花飛び散りまくりじゃなかろか。とか言って手塚、さほどY部長のこと気にかけてなかったらどうしよう。正直あいつならやりかねない。「やはりあなたでしたか…」だけでは判断に窮すところなので、今後の展開を見守りたいです。あ、鬼センパイもヒロインポジなことを忘れていました。ごめんね鬼センパイ。

Tags: 幸村, 手塚, , 真田, , 立海, 跡部, 青学

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