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2009/06/01

忍足一族2

2つ前の記事の続きです。
忍足(侑)は聞きわけも良くて大人受けがいい子供だったと推測されますが、要領もよくて世渡り上手な半面猜疑心が強く限られた対象にしか心を開かないので、壁を作らず誰の懐にもスピーディに潜り込んでいける謙也に対して微かな劣等感を抱いています。ただ、それは幼少時の話で今はそんなことないと思います。忍足(侑)は優等生タイプで謙也はリーダー的存在タイプ。ただ、どちらの忍足も二番手タイプというアビリティがついています。忍足で一番萌えるのがここ。ちなみに忍足(侑)なんてこれに「器用貧乏」が追加されますからね。
関係ないけど忍足(侑)のことを侑士って言うのが何か癪です。あと「侑士」呼びは岳人の特権だと思っています。そういえばOVAでがっくんが一年次から三年に上がる間に名前呼びの対象が「亮」から「侑士」に推移したことがとても滾りました。ここから推察するに、岳人にとって「下の名前で呼ぶ」と言う行為は、本人の自覚あるなしに関わらず、こいつ、俺の親友なんだぜ!!といった類の、特別な意味を持つのかなあと妄想しました。宍戸のことは親友だと思わなくなったということではなくて、より深いところで苦楽を分かち合う相手が出来たということです。宍戸にとってのちょた然り。長年の悪友って意味ではこの二人の繋がりは今も変わらないと思いますけどね!
もっともこんなささやかな妄想無残に蹴散らして、次回何事もなかったかのように他のメンバーも名前呼びしてたりしそうだけどがっくんは!そんなきまぐれなとこも好き!

また話が逸れた。忍足の話に戻します。容姿にも才能にもそこそこ恵まれつつ成長していった忍足従兄弟ですが、悲しいかな、彼らの道行きは順風満帆というわけにはいかず、忍足一族の血をひく者同士の宿命ともいうべき性が二人を翻弄するのです。
それはズバリ「貧乏クジ引き当て体質」。ただ二人の性格の違いから結果にも差異が生じており、それが忍足(侑)の心のひきこもりに拍車をかける一因にもなっていると思います。
謙也は基本底抜けにアh…お人好しなので、全国準決勝、かけがえのない引退試合という晴れ舞台を千歳に譲ってしまう訳ですが、そういう謙也のアホなとこを回りも理解してくれてるから、 結果愛されキャラ枠だと思うんですよね。あ、アホ言ってもった。
余談ですが前回記した謙也in失恋レストランのくだり、相手が財前だと
財前「先輩…ホンマ馬鹿っすわ」
謙也「っさいアホ!馬鹿言いなや!!!!(ふて腐れ)」
となります。アホじゃなくて敢えて関西人に向かって馬鹿と言い放つ所がポイント。実は素直になれない財前なのであった…。ここでナチュラルに謙也←財前フラグです。若いっていいよね~。

また話が逸れた。
一方忍足(侑)の方は、相当こまっしゃくれた子供だったのではないかと思うのですが、要領はいいのに不可抗力的な要因で割を食ってしまうことが多く、更にそれがあまり表沙汰にはならず周囲にも気づかれにくい…ってパターンだともえる。
二人ともカラーレンジャー(レベルE)で言うとレッドです。何故か一人だけプリントもらってない…みたいな。更に「あれ~?俺それもらってないで?」って言えるのが謙也で、妙な意地張っちゃって言い出せないのが忍足(侑)。
こうした幼年期の経験は忍足侑士少年の人格形成に暗い影を落とし、少年はますます心を閉ざしてゆくのであった…
そして転勤族の忍足は、今回も事なかれ主義に徹しようという諦観と、今度こそ自分が変われるかもしれないという微かな期待を胸に氷帝学園の土を踏むわけですが、結果は今まで一番の惨敗。跡部を筆頭とする個性の塊のような面々に彼の自尊心はズタボロ。こうして忍足少年はますます心を閉ざしてゆくのであった…

…と言う妄想を初期の頃はしていましたが、風雲少年見る限りそうでもねーな。跡部に一戦吹っかけてたし、あいつ割と好戦的やった。極めつけにOVAの方観たら全然違った。あの錚々たる面々相手とタイマン張ってたわ。寧ろ跡部といい勝負しちゃってたわ。そんで何か前向きになってたわ。それまで縦社会に従順で事なかれ主義だった忍足が、突然現れた跡部の型破りな破天荒ぶりに興味を持ち、あの流れに至ったということでしょうか。 うん、悪くない。

ところで、前回の記事、医者となった忍足ふたりの所属科ですが、謙也=整形外科についてご同意頂けて嬉しいです。回復が目に見えてわかり易く、やり甲斐を感じていそうですよね。リハビリテーション科とかでも合うと思います。ただ、彼の辞書には「焦らず、ゆっくり」というスタンスが無いので、気持ちが逸りすぎて患者より前のめりになっちゃって、上司にたびたび厳重注意食らってそうです。
「もうそんなとこまでできるようになったんか!!」「じゃあ次これいってみよ!!スピード上げてこ!!!」みたいな感じで。
忍足侑士=心を閉ざせる=精神科もしくは耳鼻科や皮膚科、眼科というのにもハッとしてグッと来ました。内科=比呂士のフィールドという固定観念があったので、心を閉ざせる=神経内科というのは目から鱗でした。ところで診療中に心を閉ざす医者!!!おいいい忍足!!!!こっちの忍足は訴訟リスクが低く緊急性の低い科に所属しているというのがまた計算高くて忍足っぽいです。(あくまでも二次元の話です)
また、周囲にはそのように吹聴しつつ本当の理由は血を見るのが苦手だからというヘタレだったりしてもアリだと思います。
特に眼科!!例えば自分が視力低下でコンタクト作りに行ったとき、担当医が丸眼鏡しかも伊達だったら確実にイラッと来ます。

無駄に吐息系のイイ声で
「それじゃ次、右上見て」「次左下」「ン〜綺麗な目ぇやねぇ〜」
「じゃ、これ見える?」
「め」・「が」・「ね」・「め」・「が」・「ね」・「い」・「ぬ」・「い」・「い」・「ぬ」・「い」
「そうそう、よぉくできましたァ〜」
…眼鏡’sネタです。発音はもちろん「め→が↑ね→」「い→ぬ↑い→」。更に相手が知り合いだったりするとセクハラまがいの際どい言葉を言わせたりしそうで心配です。こういうときターゲットになる人物=宍戸、日吉。宍戸の視力がこれ以上落ちないことを祈るばかりです。日吉の場合後で100倍にして返されます。

極めつけは
「視力?俺??2.0やで★」

ここで確実に眼鏡を割ると思う。

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Tags: OVA, ちょた, 医者, 四天宝寺, 妄想, 忍足, 日吉, 比呂士, 氷帝, , 謙也, 跡部

2009/05/30

忍足一族

今のところ二人の主たるコミュニケーション手段は携帯電話のみで、同じ空間に居合わせるもまだ直接会話した場面は無かったと記憶しているので、早く公式生会話が見たいです。

この二人は容姿や趣味といった表層的な部分は対照的ですが、やはりそこは同じ血脈の者同士、根底の部分は非常に似た気質を持っている所がグググっとキます。あと二人とも女難の相が出ている所がいい!うん、もちろん捏造です。
謙也はスピードスターなだけに「この子俺の運命の子!!」と思い込んだら一直線な気がしますね。思い込み激しい上に流されやすそう。で、暫くして「そう言えばあの子とはどうなったん?」て聞かれて「ああ、あれな。何や勘違いやったわ」とかケロッとした顔で言いそう。そう言う意味でも映画「スピード」が好きなところはもの凄く頷けます。また一方では、結構長いこと一途に思い続けてた子に別の本命がいると解って、スタートラインに立つ前に人知れず砕ける謙也の恋って言うパターンもあると思う。それどころか恋の橋渡しまでしちゃって、相手の女の子にお礼まで言われる始末。精一杯の作り笑顔で「頑張れな」と返した後、傷心の謙也は失恋レストランにしけ込むのであった。「マスター…俺飛んだピエロだったよ…」ポロロン。

忍足(侑)はそんな謙也を観て「ウワーハハハゲラゲラゲラゲラ!!!お前ほんまアッホやなあ!!!」
謙也「うっさいわい!!」(カウンターに突っ伏して半泣き)
忍足(侑)「アホ。涙出てきた…」
謙也「侑士…」
謙也「ありがとうな」
忍足(侑)「フン…この俺が直々に慰めてやってんから、今日はお前のオゴりな」
謙也「おう!任しとけ…!!ってなんでやねん!!!!!!」

…というベッタベタな展開を希望します。
因みに謙也が末永く生活を共にすることとなるのは、どちらかというと成り行きでくっついちゃった相手だと思います。あれ?気づいたら子供が出来てて気づいたら一緒になってた…まあいっか…。そんでもってそれなりに幸せ。みたいなそんなのを希望。そして相手の尻に敷かれているといいと思います。
忍足(侑)が静で謙也は動。忍足(侑)のほうは幼少期から夢もへったくれもない異性の家族の生活実態を見せつけられていたため、トラウマ的な女性不信、または反動でアイドルなどに対する崇拝、過剰な幻想という弊害を伴ってそうなのに対し、謙也は先に述べたような理由から質の悪い相手に引っかかりそうでそれもMoえます。
ここで唐突ですが、同じ女系家族に育っている忍足(侑)と白石、この二人の女性観、異性に対するスタンスの違いについても後ほど触れたい。

忍足(侑)は(大学の医局に所属しながら地方の医療過疎地や総合病院など赴任先を流れ歩く親の苦労をあれだけ目の当たりにして、勤務医は絶対あかん俺は開業医になると心に決めていたはずなのに何の因果か気がついたら大学病院のしかもその労働の苛烈さではトップを争う産婦人科の勤務医になっていたという筋書きで)医者になるといいと思いますが、謙也はどうかな〜医者の謙也はあまり想像できないかもしれない。謙也が医者になるとしたら整形外科とかが比較的しっくりきそうです。(整形外科=美容整形ではない)
忍足(侑)は泌尿器科でもいいな。声は同じ人だけどDr.テンマとかみたいなドラマで良く設定される花形(と言うと語弊がありますが)の科ではない気がする。

…長くなりすぎたので次回に分割します。

Tags: ミュ, 医者, 四天宝寺, 忍足, 氷帝, 謙也

2009/02/22

柳+3強妄想

yng

柳は、脇にいてよりいっそう輝きを増す所がとても良いですね。彼は自分でも、自分が(人生の)表彰台に登るような類の人間ではないこと、その立ち位置を完全に弁えた上で、幸村や真田をはじめとする仲間の補佐に徹しようと誓いを立てている。そこに至るまでの柳の葛藤を思うと、心が乱れます。興奮で。データマンであるということは、敵味方問わず客観的にデータを収集し、分析しなければならないわけですから、そこに私情は不要です。更に言及すると、優れたデータマンとは主観すらも一客観的視点として捉えることが出来るスキルを持った人間なのではないでしょうか。そして柳はそれを備える男であると思う。傍観者であるという観点から見ると、ある意味柳は一段高いステージにいるんですよね。高いというと聞こえがいいですが、語り部が物語の中に入ることが出来ないように、上流にいるということは事象の外側にいると言うことですから、データマンである限り柳は部外者であるとも言えます。ここでオブザーバー柳もえです。自ら望んでその立場に甘んじている率 51%、そうでない率49%くらいで、その割合は不安定に逆転を繰り返しているとすると尚…イイ!!

…とまあここまでは柳本人が漠然と心に浮かべていた心象であり、そんな風に思っていた時代もあったけど、本当はメンバーの誰もがお互いにかけがえのない仲間同士だということを知っていると思います。青春ワッセロ〜〜〜〜イ!!!!!!!

乾も同じデータマンですが、乾のほうはもっと人情味があるという印象があります。そこはやはり本人の人柄と属する組織の差でしょうか。あと乾のデータって純粋に己を琢磨するための手段としてのデータという感じがする。

乾と柳においては、今よりも更に嘴の黄色い時代(今は寧ろ二人とも老成しすぎなのではないかという疑問はさておき)だと予測される上、ジュニアダブルスを牽引するほどの存在だったわけですから、二人とも慢心している節はあったのではないでしょうか。慢心と言うよりも、この頃はお互いがお互いの世界の総てだったと言った方が近いかも知れません。そして二人にとって黄金時代でもあったと。そんな二人が、袂を分かった後、かつてのパートナーとは違った場所で、かけがえのないものを見つけていったという所がたまりません。ベタだけど敵として対峙するというのが。この頃の子供にとって、親の事情というのは例え引っ越しが隣県であっても、抗いようのない絶対服従の現実だと思うのです。

そして立海に入った柳は幸村と対峙し、努力だけでは埋めることの出来ない絶望的な溝というものの存在を実感するんですよね!滾る〜。しかも、初めのうちこそ手の届く範囲にあったのが、時が経てば経つほど幸村との実力差は開いていったに違いないんですよね。滾る〜。ただ彼にとってそれは心地よい絶望だったのではないで しょうか。圧倒的な実力差を以て屈服させられることへの快感とでもいうのでしょうか。ああ、これが神に選ばれた人間か、と。幸村の前ではどんな人間もマゾ になる。まさに「すべてがMになる」というわけですね宍戸さん!
もっと踏み込むと、神の恩寵を受けた幸村と共に高みへ登ってみたいと思ったのではないでしょうか。もっとも柳も主戦力なんですけど。

一方で、真田の反応は違います。ちょうど、百練自得の極みを解き放った幼き手塚と対峙したときのような調子で、何度打ちのめされようが、ひたすらまっすぐに幸村に勝負を挑んでいったのではないかと思います。真田のこういう遮二無二まっすぐな所が別の意味で柳を惹き付ける点でもあると。反面、真田は「幸村が負けるはずがない」とも思っていると思います。しかも無意識に。よく言えば幸村に対する絶対の自信、裏を返せば盲信です。

しかし真田を筆頭とする、この幸村に対する崇拝が、幸村を神の子たらしめている所以だと思います。でも柳は違う。柳は幸村に「投げ出したくなったらいつでも降りてもいいんだ」と言える人物だと思います。いつでも人の子に戻っていいのだと。もっともそう口に出すことはないけれど、幸村が降りたとしても柳はきっと責めません。だからこそ、幸村は降りなかった。幸村にとっては真田の信頼も、 柳の保険も両方必要だったんじゃないかなあ。
そして幸村と真田の二人は三強としての幸村・真田の顔とは別に、柳の決して踏み込めない領域を共有していると思 う。人心に聡い柳は当然そのことにも気がついていて、ここでも柳は自分が傍観者であることを自覚しています。でもどの要素も三人にとって必要不可欠なもので、丁度三本の足で一番安定する三脚やピアノのように、三強はあの三人がいて初めて三強として成立するの です。どれが欠けてもだめだから、裏を返せば危うい均衡と言えるかも知れません。そう言う所が三強以外のメンバーにとっては他人が入り込む余地を与えないと感じさせる原因なのかも知れません。でも赤也は別。強引に割って入っていくので。

赤也と柳における私の最たるもえ、これはしつこいくらい喚いていますが“赤也が柳の実力を凌駕するであろう近い将来”ですね!!!!!このシーンを想像しただけで鼻血でる。因みにここらへんでまき散らしています。

何だか今更なことばかりの上同じようなことばかりうそぶいてしまいましたが、正直このブログ、色も含め読みにくいんですよね。脳内書き散らしなので開き直っていますが、友達にも「途中で長文が赤と黄色の縞模様に見えた」とお墨付きをいただきました。私も閲覧者だったらそっとウィンドウを閉じていることと思います。ここまで読んで下さった奇特な方、本当に有り難うございます。

そういえば3つ下の記事でグダグダ言っていた仁王と夏についてですが、触れて下さった方もありがとうございました!今気づいたのですが、夏そして刹那的なものの象徴ときたら蝉。最たるものじゃないですか。何故これを見過ごしていたのだろう。仁王と蝉。寧ろ仁王と空蝉でもいい。寧ろ浮世=仁王。ももえ えっるるるるるうううあああああああああ(口調:マッド)
遂にキャラクター&昆虫もえにまで行き着いてしまいました。思えば遠いところまで来たものだと自嘲しつつも自分を労いたいところですが、割と以前から遠いところにいるので今更どうと言うこともないですね。
誰か空蝉ってタイトルで柳と仁王の話書いてくれないかな〜。

Tags: 三強, 仁王, 妄想, 幸村, 手塚, , 真田, , 立海, 赤也

2009/02/12

仁王と夏

直前の記事で幸村のアルバムの収録内容について触れましたが、仁王についても触れないわけにはいきません。今までのシングル然り、ベスアク然り、仁王は何故か夏を連想させる曲が多いですよね。仁王のソロシングルは、残念ながらフェイクのカバー(※過去の日記参照)ではありませんでした。しかし今度の曲名は、実際の内容は私の想像とは異なるかもしれないのですが、タイトルを目にした時点で同様の印象を持ちました。実を言うと、私の個人的印象では仁王に似合う季節は秋か冬で、反対に夏は一番仁王と縁遠い季節だと思っていました。ただし、これは表層的な夏のイメージのみを鑑みた場合で、少し視点を変えてみると、夏と仁王、その両者においてとても興味深い事実があることに気がついたんですね。(捏造です)

投稿してみたらテキスト量にイラッとしたので畳みます。以下、「仁王と夏」妄想です。

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Tags: ちょた, 仁王, 原稿, 妄想, 幸村, 忍足, 手塚, , 柳生, 比呂士, 跡部

2008/10/29

比呂士医者パラレル妄想

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あまりに自分の脳内イメージとかけ離れていて泣きたい

ところでこのサイト、最早ご覧になって下さっている方いるんですかね?(おかしな日本語)
まあいいや。ちょっと聞いていただけますか?すこし前から、比呂士の医者&未来パラレルをよく妄想します。寧ろ常にと言ってもいい。満員の通勤電車に揺られながらそっと目を閉じると、そこは通勤ラッシュなどとは無縁の、無限の可能性を秘めた果てなき深淵。周囲の喧噪さえもほどよいスパイスとなるのです。山椒魚もオタクか妄想族であったなら楽しく時を潰せたのに。

未来パラレルのいいところは、本来の設定よりも歳を重ねていることで、劇中と比較して成長したキャラクター象を描けることです。そして未来医者比呂士の醍醐味(ここ重要)は、正しいことを正しいと信じて疑わなかった比呂士の正義が、現代医療の抱える矛盾や現場の不条理に触れ、何度も心挫かれそうになりながらも医者として、人間として成長していく所です。
もっとも比呂士の無邪気な正義は、中学時代仁王によって既に一度砕かれているのですが(あたかも事実のように語っているがすべて妄想)、仁王のそれとは決定的に質の違う絶対的な悪の存在や、反対に二元論では答えの出せない矛盾やジレンマの数々を痛感し、青年医師比呂士は答えの出ない問題とどちらを選択しても蛇が出るというダブルバインド、そして己という存在の矮小さに苦悩し続ける訳です。個人的に比呂士はそれまで性善説支持派であるといい。

医学部は首席で卒業したものの、研修医時代の比呂士は、担当患者にいちいち感情移入しすぎて担当の指導医に叱咤される日々です。ある時なんか涙を堪えるのに必死で患者の前で挙動不審になってしまい、後で指導医に「クランケの幸不幸を勝手に決められる程お前は徳の高い人間なのか。自分達の仕事は、客観的に冷静な診断を下し、その上で患者を支えとなって治療を行うことだ」とこっぴどく叱られます。そして、そんな自分の傲慢さに気づかされて激しく自分を恥じる比呂士。ふと「いつだったかある人にも似たようなことを言われたな、当時の自分はその人のを言い分を受け入れる器がなかったけど、今ならあいつの言わんとしていたことが骨身にしみてよくわかる」と過去を振り返ったりもします。まああいつってのは仁王なんですけど。比呂士は優しすぎるんですよね。何せジェントルマンの趣味:募金ですから。比呂士って、自分に対する評価はものすごく低いのに、他人に対する寛容さ(少し斜め上を行くところもあるものの)は人一倍持ち合わせているところがとてもいい。中学時代の比呂士はまだ色々と未熟でしたが、大人比呂士の魅力はこの寛容さ、これに尽きる。
話を戻します。病院という所は、病を克服し日常へ戻っていく人を見送る場所であると同時に、死というものを見送る場所でもあります。私たちは普段あまり意識しませんが、身近な場所の中ではもっとも死が近しくある場所です。比呂士を受け持つ指導医も、「腕はいいがメンタル面が心配」と親身になって彼の将来を案じていたりするのですが、たくさんの出会いと別れを経験しながら比呂士は医師としてたくましく成長していきます。細かい部分大分はしょったけどここまで研修医編。

晴れて名実共に医師となり、地方病院の一般内科で忙殺の日々を送っていた比呂士ですが、ある出来事をきっかけに小児内科専門へ転身することを決意します。実は比呂士はこの時点で既婚者なんですけど、ある事情から奥さんの方の実家とは疎遠の状態でした。おっ…っと、だんだん人を選ぶ内容になっていきますので、少しでも「自分にはちょっと」と思ったら速やかにページを閉じることをお勧めします。
で、メインの物語はここから4年後が舞台となります。何とここまでが前置き。
ちなみに奥さんとの馴れ初めは、先走った比呂士が自作の勘違いポエムを送っちゃったところから始まるんですが長いので今回は割愛します。
小児内科医となってから数年が経過し、とある経緯から都内の大学付属病院に招聘された比呂士は、相変わらず仕事に追われる日々ではあるものの4才になった息子とともに円満な日々を過ごしています。とある出来事とかとある経緯とか多いですね。果たして妄想でこんなもったいつける必要がどこにあるのか自分に問いたい。
一度は絶望の淵に立たされ医療への道を閉ざそうとした自分を再び奮い立たせてくれたのは他ならぬ我が子の存在であり、この子のために自分の人生を捧げようと4年前に誓ったのです。因みに息子も比呂士の敬語が移っていつ誰に対しても何故か敬語。
一人娘を溺愛する比呂士、と言うのも非常に、ひじょ〜に宜しいのですがここは敢えて息子です。あと娘だと溺愛ゆえ変態と化す佐々木コータロー的な比呂士が頭をちらついてしまい、それはそれでオイシイのですがここでは割と真面目な妄想なのでその可能性は排斥しておきます。
どうでもいいですが小児医療って15才くらいまでが対象になるんですね。軽くショックです

そんな比呂士があることきっかけに大きな事件に巻き込まれ、運命のいたずらに翻弄されながらも、倫理とは何か・生きるとは何か・いのちとは何か・そして幸せとは?を見つめ直すまでのお話です。あ、私正常ですのでご心配なさらず。

因みに第一話ダイジェストは:
医学部を卒業後、暫くして小児内科医となった柳生比呂士は、医療現場の理想と現実、医療制度の抱える矛盾を目の当たりにし、多くのジレンマに苦しみながらも、回復していく患者やまだあどけない一人息子の笑顔を糧として、慌ただしい日々を送っていた。
そんなある日の深夜、担当患者の様態が急変する。すぐに緊急手術を、と迫る柳生に告げられた当直の外科医の不可解な言葉。
「これから別の患者のオペを優先して行う」
患者の名前は山田正治。先程緊急救命で運ばれてきた患者である。確かに外傷は大きく予断を許さない。しかし様態が急変したのは自分の担当患者の方が先の筈だ。そもそも受け入れ体勢が整っていないことを知りながらなぜこの患者を受け入れたのか。そう詰め寄る比呂士を突き放し、外科医は手術室に消えた。
すぐにオペの出来る当直医は他にいない。なす術もなく立ちすくむ比呂士の前をストレッチャーに載せられ意識不明の状態で横切ったのは、何時も苦楽を共にしながらもとうに袂を分かった筈だったかつてのー

第一話の副題はすぐに思い浮かばなかったので「コード・ブルー」とかにしときます。ドラマは見ていません。
サスペンスあり、ラブロマンスあり、ぶっちゃけどこかで見たようなストーリーをごった煮にしたような感あり、と盛りだくさんですが主軸はヒューマン・ドラマです。実は今後比呂士も決して無関係を装ってはいられない立場となるので、お決まりの院内派閥抗争とかも入ります。今のところ1クール・全12回の予定で脳内視聴率が低かった場合打ち切りの可能性があります。
主演は…そうですね、比呂士役は…ちょっと、いや大分S寄りの比呂士ですけど馬場徹くん、彼とかどうですか。28才くらいの。無理だよね。主題歌は…そうですねミスチルとかがミディアムバラード歌ってくれないですかね。くれないね。

このように、比呂士に限らず色々な壮大なストーリーを脳内ではいつも上映しているのに、全然具現化できなくて残念です。せめて自分が文章得意なら良かったんですが、誰かこれ小説書いてくれないですかね。いやいやマジで!(ブラウン)自分の力量が圧倒的に不足しているのはまあ置いておいて、漫画は絵で多大な情報を伝えられる分すべてを具体化しなくちゃならないのが欠点でもありますね。比呂士の嫁だとか子供だとかを具現化する自信はありません。

ゆくゆくは医療ボランティアなどの活動をするために海外に渡ったりするのもありだと思いますが、あくまでも活動拠点は日本の医療現場であって欲しい。そして沢山傷ついて沢山葛藤して欲しい。苦悩するほど滾る。そう言った加虐心をそそられるのが比呂士であり、青年医師比呂士は青臭い理想論を振りかざすわけでもなく、かといって老成しすぎて諦観しているわけでもなく、程よいさじ加減のメンタルを持ち合わせているのが非常にいい。少なくとももうアイドルはうんこしないなんて思ってませんからね。

更に言及すると、ある程度のベテラン医師となった比呂士は、清濁併せ呑んでとても包容力のある、頼りがいのある医師に成長しているに違いないと思います。
うろたえる母親をよそに、苦しがる幼児へ「すぐ済みますから我慢して下さいね」と顔色一つ変えず気管内吸引を行うS属性比呂士。この時透けない眼鏡から窺える表情は非常に険しく鋭い。しかし施術が終わると「苦しかったですね。よく頑張りました。もう大丈夫ですよ」とやさしく語りかけるジェントルマン比呂士。その眼鏡の奥の瞳は、とても温かく優しい光を湛えているに違いない。不定愁訴の患者の長話にも嫌な顔一つ見せず耳を傾けます。

正直疲れたので絵は後ほど更新したいと思います。
どうでもいいけど、ここまで読んだ人、相当の猛者ですね。私は貴方を称えたい。
今度直に話を聞いて下さい。そして活発にディスカッションしたい。

Tags: 仁王, 医者, 妄想, , 柳生, 比呂士

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